中学生でもわかるを目標に、専門用語なしでモノづくりの世界をご紹介します。
今回はAI(Artificial Intelligence) のお話です。日本語でいうところの人工知能ですね。
2019年現在AIは世界中で流行りまくってます。大企業からベンチャーまで、猫も杓子もAIです。
さっそくAIってモノづくりとはイメージが違うのですが、モノづくり業界で10年以上従事した身ですが、仕事しながらAIの圧力をすごく感じます。
では最初の一歩から紹介しましょう。
まず、AIの正体はパソコン上のプログラムです。実体のない電子情報ですね。
ではAIとほかのプログラムは何が違うか?広い意味では教えた情報を使って学習して、新しい答えを導き出すことができます。
例えば、身近なところではスマホで文字入力する時に出てくる「予測変換」もAIの一種が使われています。過去の入力データを使って学習して、入力したい言葉を予測して表示しています。
ざっくりいうと、これだけです。
世間でこれだけ流行っているのは、2つ理由があると思ってます。
1つ目:「ディープラーニング」という新しい学習手法が発明されたこと。
2つ目:PCの計算速度がAIが使えそうなくらい高速化したこと。
これによって、AIの仕組みが発明されたころには実現できなかった様々な応用ができるようになってきました。
そうなんです、これはすべて「何十年も前に発明されたAIの応用」になります。
まあ、学習速度が爆速過ぎて既に人間はついていけないレベルなんですけど。囲碁や将棋なんかじゃ人間は勝てなくなってますしね。
最後に、モノづくり業界でAIってよく聞くとはどういうことか?これにはIoTとMROが深く関わってきます。
さわりだけ紹介すると、モノづくりの流れの代表的な「材料→加工→組み立て→製品」の間にAIの応用例がどんどん入ってきてます。今までは人手でやってたことをAIが予測して、判断して、自動でやってくれる感じですね。
詳しく書くと長くなるので、それはまた別の機会にしたいと思います。
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