中学生でもわかるを目標に、専門用語なしでモノづくりの世界をご紹介します。
今回はIoT(Internet of Things)です。日本語では「モノのインターネット」と言ったりします。
モノづくり業界だけでなく、AIと並んで流行りまくってます。猫も杓子もIoTです。
正直にいいますが、始めて僕がこの言葉を知ったとき「なにこれ??」状態でした。モノって具体的になに?そのインターネットがどうしたの?って状態で、とてもモヤモヤした記憶があります。
その時は、Google先生もイメージのわく定義を教えてくれませんでした。
いろんなネット記事や、企業の紹介や発表を色々見てきて、何となく輪郭が見えてきましたのでご紹介します。
IoTに対する僕の理解を日本語で分かりやすく言うと、
「身の回りの車や建物、家具や家電、文房具から寝具まで、なんでもかんでもネットにつながっている状態」です。
「だからなに?」って思いました?僕もそうです(笑)
IoTは、AIのような分かりやすい枠組みがないんじゃないかと思い始めてます。センスないですがIoT状態と表現したほうがしっくりくるかも。
でも、ネットにつなげるためには、電子情報じゃないと無理です。なので、マイクとかカメラとか圧力センサーとか温度センサーとか、電子情報化するための部品を組み込む必要があります。
これに加えて、インターネット経由で情報を取り出したり、入れたりできる状態です。
で、IoTで大事なことは、この状態になることで「何が起こるか」です。
最近だとスマートスピーカーが代表的なIoTの片割れ(情報を入れるほう)になります。
声を電子情報化してネットに送る。で、ネットを通じて部屋の照明つけたり消したりする。
この時、部屋の照明がIoT状態になってます。実は単純に技術的にはあまり目新しいものは使われていません。
ではなぜ今IoTがこんなに流行るのか。これには2つの理由があると思ってます。
1つ目:無線通信速度がすごく早くなった。
2つ目:センサーや操作する部品がすごく小さく安くなった。
1つ目は、とても大事。身の回りの何でもかんでもLANケーブル刺さってるの嫌ですよね。
2つ目もとても大事。身の回りのなんでもかんでもでかいパソコンやらマイクやらくっついてたら嫌ですよね。
これらの嫌な点が解決できたのが大きいと思います。
ではなぜ猫も杓子もIoTなのか?これはIoTの本気はAIと同じで、応用の範囲がとても広いことです。
例えば、壊れたっていう情報をセンサーで拾って、ネットを通じて修理会社に教えてくれるとか。
AIの予測を組み合わせると、ネットを通じてもらった情報で学習して、故障する時期を予測すると、故障する前に修理・交換できると無限に使い続けられるとか。
これはMROというキーワードを流行らせるきっかけになったと思います。ここまでくると業務用の世界なので、ネタ切れしたら紹介するかも(笑)
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